1. 厚生年金や国民年金「低年金派」は多い
日本では国民皆年金制度となっているので、原則20歳以上60歳未満の誰もが公的年金に加入しています。
1階に位置する国民年金(老齢基礎年金)の平均受給額は5万6252円。ただし、2万円以上~3万円未満は92万8755人、1万円以上~2万円未満は29万3600人もいます。
月額これだけの年金となると、生活するのは困難に思えるでしょう。
さらに2階部分に位置する厚生年金は、サラリーマンや公務員が上乗せとして加入するため、一般的に手厚いイメージがあります。
しかし、その平均月額は14万4366円。ここには国民年金の金額も含まれています。
国民年金を含む金額であっても、5万円未満という方は一定数います。
- 1万円未満:10万511人
- 1万円以上~2万円未満:1万8955人
- 2万円以上~3万円未満:6万6662人
- 3万円以上~4万円未満:11万9711人
- 4万円以上~5万円未満:12万5655人
「将来は年金があるから安心」とは一概に言えないのが現状です。