投信1編集部によるこの記事の注目点
- 住まいを検討する際には、周辺環境に加えて駅からの距離も考えるもの。この調査は、中古マンション相場サイト「マンションマーケット」のデータをもとに東京23区内のJR線の駅を対象に駅徒歩5分圏内のマンション棟数を調べたものです。
- 駅徒歩5分圏内に最もマンションが多かった駅は東京都心にほど近い京葉線「八丁堀」という結果に。また、山手線内の多くの駅がトップ20にランクインしています。
- 都心部へのアクセスの良さと駅からのアクセスの良さの両方を兼ね備えたマンションは価格も高くなる傾向にあることは否めませんが、この結果からはこうした立地にあるマンションの高い需要を感じさせます。
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「最寄り駅からの距離」を家を選ぶ際の判断基準にされる方は多いのではないでしょうか?
駅近マンションのメリットは、都心部へのアクセスの良さや周辺施設の充実といった「利便性」が第一に挙げられます。同じ最寄り駅で、駅遠から駅近の家に引っ越されるケースも多々あるようです。
そこで今回マンションサプリでは、相場情報サイト「マンションマーケット」に掲載されているデータを用いて、東京23区内に存在するJR線の駅を対象に、駅徒歩5分圏内のマンション棟数を調査。棟数が多い順にランク付けしました。
調査概要
※調査の対象は、東京23区内に存在するJR線の駅。
※調査マンションは、「マンションマーケット」上に掲載されている中古分譲マンション。
※本調査の対象は、駅徒歩5分・400m圏内(徒歩1分=80m)に存在するマンション。
※データは2017年3月17日時点のものです。
調査結果
駅近マンションが最も多い駅は「八丁堀」
トップ20のうち「山手線」の駅が半数を占める
駅徒歩5分圏内に存在するマンションの数が最も多かったのは、京葉線「八丁堀」の109棟。2番目に多い山手線「駒込」の92棟に大きく差をつける結果となりました。また、トップ20のうち最も多くを占めた沿線は山手線。該当駅は「駒込」「五反田」「大塚」「恵比寿」「池袋」「渋谷」「目白」「高田馬場」「巣鴨」で、20駅中9駅が山手線となっており、本ランキングの約半数を占めています。
山手線は主要ターミナル駅への乗り入れも多く、利用者も多い人気の沿線です。都市部へのアクセスだけでなく、最寄り駅へのアクセスの良さもふまえた利便性を軸に家探しをする場合、山手線をチェックしてみると良いかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたか?この調査以外にも「マンションサプリ」ではマンションに関する役立つ情報をお届けしています。マンションに住んでいる、または住むことを検討しているという方はぜひ参考にしてみてください。
また「マンションマーケット」では全国350万件以上の価格データから算出した精度の高い相場価格をご紹介しています。あなたのお住まいの相場を調べてみては?
マンションサプリ