まとめにかえて
年収の壁が作られた時代とは、所得などの経済状況や労働環境、家族のあり方なども大きく変化しています。
働かないほうが得になる制度があるために、働くことに対するモチベーションが下がってしまうことも考えられます。
共働き家庭が増えた今、時代の変化にあわせて働きたい意欲を持てる制度への変更が必要な時代に変わってきているでしょう。
参考資料
- 厚生労働省「全ての都道府県で地域別最低賃金の答申がなされました」
- 株式会社野村総合研究所「有配偶パート女性の 6 割以上が 年収を一定額以下に抑える「就業調整」を実施」(2022年9月30日公表)
- 内閣府男女共同参画書「令和4年版男女共同参画白書」
宮野 茉莉子