小さな庭や玄関前スペースなど、限られた空間に花を植えるときは主役選びが先決。まずは主役となる花を決め、そこから周囲の植物を決めていくとオシャレな雰囲気に仕上がりますよ。

今回は小さな庭の主役にしたい「花色がキレイな多年草や一年草」をご紹介。あわせて花の選び方や植え方のコツ(※)を解説しますので、秋のガーデニングの参考にしてください。

※【参考記事】【ガーデニング】おしゃれな庭は「5つの植物」でキメる。楽しい・手間なし・見映えよし

小さな庭に植える植物の選び方・植え方

花色は少なめに

さまざまな色の花が咲き誇るカラフルな庭もステキですが、限られたスペースの場合は花色を少なめにするのがオススメ。

まずは主役の花と花色を決め、周囲の花を同系色か白、またはカラーリーフでまとめるとスッキリした見栄えになります。主役の花色選びに迷ったときは、自宅外壁と相性が良い色を選んでみてください。

立体感を出す

小さなスペースだからこそ、立体感を意識することが重要。草丈が低い花や背が高い植物、ツル性種などを組み合わせると奥行きが生まれセンスの良い空間になります。

鉢やガーデン雑貨、フェンスなどをレイアウトして高低差を出すのもオススメです。

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繁殖力が強いものはNG

繫殖力が強い植物は小さな庭には不向き。地下茎やこぼれ種で増える植物を植えると、あっという間に広がって他の花を邪魔したり、意外な場所から芽を出したりして対応に困ることがあります。

ミントやランタナ、スズランやラミウムなど、繫殖力が強い植物を育てたいときは鉢やプランターで育てるようにしましょう。