3. カード情報の不正入手の手口
カード情報の不正入手の手口を解説していきます。
- カード情報の不正入手
- カード現物の不正入手
この大きくわけるとこの2種類になります。
3.1 カード情報の不正入手
カード情報の不正入手については、カード会員からの入手、加盟店からの入手という2つの手法があります。
カード会員からの入手は金融機関等からの正規のメールやWEBサイトを装う手口のフィッシングや、パソコンに不正なソフトをインストールして窃取する手口のスパイウェアなどが原因です。
また、加盟店からの入手としては、WEBサーバーのデータベースを操作するプログラムに脆弱性がある場合にプログラムが改ざんによって本来アクセスすることができない個人情報を窃取するサーバーハッキングや、磁気ストライプの情報を読み取る機器(スキマー)を使って、加盟店で記録されているカード情報を窃取するスキミングが原因です。
3.2 カード現物の不正入手
カード現物の不正入手の手口としては、スリ、仮睡盗、車上狙い、侵入盗などがあります。
その他の手口としては、クレジット売上票からカード情報を入手する手口、虚偽の属性により架空の人物になりすましてカード会社から真正カードを詐取する手口等があります。