まとめにかえて
40歳代・4人家族の生活費や家計を見てきましたが、特に貯蓄では貯蓄ゼロから3000万円以上まで差が大きいことがわかりました。
住宅ローンに教育費、老後資金を備えなければならないお金はたくさんありますが、40歳代であれば働き方や貯蓄、年金などさまざまな方法からアプローチできます。
たとえば10月からパートの社会保険の適用が拡大し、パートの方でも厚生年金へ加入できるようになりました。値上げが多い今、手取りが減るのは厳しいですが、生活に余裕が出てきたら加入して将来の年金や年収を上げることを検討されてもいいでしょう。
また、国はNISAやiDeCoといった税制優遇制度も用意しています。資産運用について学び、お金に働いてもらうのも一つです。
まずは当面の生活費を抑えるために、固定費の見直しやポイ活をおこなうのもよいでしょう。40歳代だからできることを考えてみてくださいね。
参考資料
- 日本マクドナルド株式会社「価格改定のお知らせ」
- 総務省「2019年全国家計構造調査 所得に関する結果 及び 家計資産・負債に関する結果 結果の概要」
- 金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和3年)」
宮野 茉莉子