三井住友・DC日本株式インデックスファンドSは、TOPIXに連動する投資成果を目指す投資信託です。信託報酬が低水準であり、国内株式に分散投資することができるうえにリバランスの手間なども必要ないため、既に投資信託を始めている方はもちろん、これから始めようとしている方や日ごろは忙しくてなかなか時間をかけて検討できないという方にもおすすめできる商品です。

ファンドの概要

ファンド名 三井住友・DC日本株式インデックスファンドS
委託会社(運用会社 三井住友アセットマネジメント
ファンドのタイプ インデックス型
購入手数料 なし(ノーロード)
信託報酬(年率) 0.1728%(税抜0.16%)
対象投資家タイプ
  • 資産運用経験なし/初心者
  • 30歳未満/30代/40代50代/60代~
  • 資産形成目的
  • リスク許容度小

この投資信託をおすすめできる個人投資家のタイプ

  • これから資産運用を始めたい方
  • 資産運用を始めたばかりの方
  • リスクを限りなく分散したい方
  • 長期的な資産形成をしたい方
  • 日頃忙しくてポートフォリオのメンテナンスが難しい方
  • 退職金をとりあえず運用したい方

信託報酬(運用管理費用)

年率0.1728%(税抜きは年率0.16%)以内を日々の純資産総額に対してかけた額。

(内訳 委託会社へ0.07%、販売会社へ0.07%、受託会社へ0.02%)

純資産総額

10,824百万円(2018年2月9日現在)

ベンチマーク

東証株価指数(TOPIX)

構成資産

国内株式

主な取扱い金融機関

SBI証券、au カブコム証券、松井証券、マネックス証券、楽天証券

おすすめのネット証券まとめ

同じ投資信託でも証券会社ごとに購入手数料も異なる

「どこで投資信託を買うか」によって、大きく差が出るのが購入手数料です。同じ投資信託でも、A証券では投資額の3.24%の購入時手数料がかかるのにB証券では0%(無料)ということが当たり前に起こります。その点、ネット証券は投信の購入時手数料が比較的安く設定されているので、ネット証券での購入を検討するといいでしょう。

ノーロード投信を選ぼう!

さらに、ネット証券の中でも投資信託をよりお得に購入できる可能性の高いところがあります。「ノーロード投資信託」、すなわち購入時手数料無料の投資信託の取扱本数を比べてみてください。ノーロード投資信託の取扱本数が多いということは、お得に投資が始められる可能性が高くなるということです。

SBI証券と楽天証券は必ずチェックしよう

ネット証券各社の投資信託取扱本数と、ノーロード投資信託の取扱本数は、SBI証券楽天証券が突出しています。この2社は銀行や大手証券を含む全ての金融機関と比較しても投資信託の取扱い本数が突出しているので、投資信託に興味がある場合には少なくともどちらか1社の口座は開設しておきたいところです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。三井住友・DC日本株式インデックスファンドSはこれから資産形成をしていきたいという方やコストにこだわる方にはぜひ検討していただきたい投資信託です。 さらに投資信託について知りたいという方には、以下のリンク先の記事をおすすめします。

>>失敗しない投資信託の選び方:おさえるべき3つのNGと6つのポイント

(参考リンク)

>>三井住友・DC日本株式インデックスファンドSのファンド情報

【最終更新日:2018年2月12日】

【用語集】

信託報酬(運用管理費用):投資家が投資信託(ファンド)の委託会社・販売会社・受託会社に対して支払う手数料。ファンドごとに異なります。

信託財産留保額:投資信託の中途解約時にかかる費用。託財産留保額が設定されているファンドでは、解約する人がこの費用が負担します。

純資産総額:株式・債券などファンドの資産から負債を差し引いた、ファンドの財産の合計。投資信託の規模を示します。解約等による信託財産の減少や運用する株式・債券価格の下落、決算時の収益分配などにより純資産総額は減少します。

ベンチマーク:その投資信託が運用の目安としている指数。たとえば、ベンチマークが日経平均株価やTOPIXであれば、これらの値動きと比べてファンドがどういう動きをしたか、などという見方で運用成績を判断します。

構成資産:そのファンドを構成する資産(国内外の株式・債券、REITなど)とその割合。

LIMO編集部