庭を華やかに彩る花々や樹木の分類を把握して、性質を理解しておくと世話がグンと楽になります。

そこで今回は一年草や多年草、宿根草の違いについて説明します。

秋に花が咲く多年草も合わせて紹介しますので、さっそくみてきましょう。

一年草と多年草、宿根草の違いとは?

植物を樹木と草花に大別したとき、草花は一年草、二年草、多年草に分類され、多年草はさらに常緑多年草、宿根草、球根に分けられます。

宿根草とは、多年草のなかでも開花が終わると地上部が枯死し、翌年再び開花する植物のことをさします。多年草は宿根草も含めた呼称ですが、地上部が枯れない品種と区別して常緑多年草と呼ぶこともあります。

ちなみに一年草は発芽して種ができるまでのサイクルが一年以内の植物、二年草は種をまいてから一年以上経過して開花する植物のことを指します。

苗を購入するときに植物の分類を理解しておけば、生育途中で枯れてしまった場合でも、自然と枯れてしまったのか、病気で枯れてしまったのか、判断できるようになります。

植物を育てるためには、植物の分類は知っておくべきことのひとつ。あらかじめ調べておきましょう。