日本の首都・東京。地方出身者にとって、違いが多くて驚くことばかりの街だ。では、東京に出てきた関西人が驚いたこととは?

「短い11両編成」って何…?

「次の電車は短い11両編成で参ります」というアナウンスにとんでもない違和感を覚えた。たとえていうなら“大きな小粒納豆”というような感じだろうか。なぜなら関西人にとって11両編成はまったく短くないからだ。

たとえば関西で一番長いであろうJR西日本の新快速は12両編成。大阪市営地下鉄御堂筋線が10両編成。阪急電鉄神戸線なら日中運行している列車は8両編成だ。関西の中心部を走る電車より長い電車も東京では短いと言われてしまうのだ。

JR東日本の横須賀線や東海道線では日中から15両編成の電車が走っている。ちなみに東急東横線は10両編成(特急・急行など)、小田急(快速急行)も10両編成。しかもこんなに長い編成なのに日中でも座れないことがある。やはり東京は人が多いと感じずにはいられない。