3. 老後資金は「退職金だけ」で大丈夫か

民間企業では退職金制度そのものがないという会社もあるでしょう。対して、公務員の退職金は高待遇に見えるかもしれません。

しかし、公務員の退職金は民間企業の退職金相場と大きくかけ離れることがないよう、定期的に見直しが行われていることも事実です。

いずれにしても、官民ともに「退職金だけ」に過剰な期待を持つことは、避けた方がよい、と言えるのではないでしょうか。

いまや、退職金任せの老後ではなく、「自分で老後資金を作る」時代にシフトしている、と考えてよいかもしれませんね。

「人生100年時代」の足音が聞こえてくる今、長い老後を見据えたお金の準備は、現役時代の「今から」スタートしていく必要がありそうです。