ムラサキシキブ&マートル

ムラサキシキブ

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梅雨時期に上品なピンク色の花を、秋に紫色の実をつけるムラサキシキブ。海外で「Japanese Beauty Berry(日本の美しい実)」と称されるほど実の観賞価値が高い落葉樹です。

花からは上品な香りが楽しめますが、ふんわりと香る程度なので強い香りを避けたい人にピッタリ。

ムラサキシキブよりも樹高が低くて実付きがよいコムラサキ、真珠のようなツヤのある白い実をつけるシロシキブなど複数の品種があります。※参考価格:2000~4000円(5号鉢苗木)

ギンバイカ(銀梅花)

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初夏には白い花火のような花を、秋には青紫の実をつけるギンバイカ。別名「マートル」「ミルタス」「幸せを呼ぶ木」「祝いの木」とも呼ばれています。

花と葉の両方に甘い芳香があり、庭先で楽しむのはもちろん、切り花にして部屋や玄関に飾ったり、乾燥させてポプリにすることも可能。実は果実酒の原料たジャムなどの加工に使えますよ。常緑樹なので、外部からの目隠しや生垣に利用するのもオススメです。※参考価格:2000円前後(5号ポット苗木)

まとめにかえて

花や実、香りが間近で楽しめ、剪定のしやすさからも人気が高い低木。

シンボルツリーや庭木、生垣など、さまざまな使い方ができるのも大きな魅力です。根を張ったあとの樹木は植え替えが難しいので、事前に場所をよく考えてから植えるようにしましょう。

お気に入りの低木を見つけ、四季折々の美しさを楽しんでくださいね。

LIMO編集部