「老後にいくらお金が必要か、そして自分はどのくらい年金を受け取れそうか」長期的なマネープランを練る上で、ぜひ知っておきたいところですね。

厚生労働省が公表する「令和2年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、厚生年金(国民年金を含む)の平均月額は14万4366円。

ただしこれはあくまでも男女全体の平均額に過ぎず、現役時代の収入や勤続年数に応じて個人差が出ます。

年金の給付水準はそのときどきの物価や賃金などの影響を受けて変動します。とはいえ、今のシニア世代がどの程度の年金額を受け取っているかを知ることは、現役世代が資金形成を進める上で何らかの参考になるでしょう。

今回は「今のシニア世代が受け取る厚生年金」について、男性のデータにフォーカス。その受給額事情をグラフをもとに追っていきます。

厚生年金の平均月額「約15万円」を受け取れている人はどの程度いるのでしょうか。

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