高市総理がかねてから推し進めてきた「給付付き税額控除」。
2026年2月26日には国民会議が、3月12日には実務者会議が開催され、いよいよ実現に向けて本格的な議論が始まりました。
この記事では、給付付き税額控除の仕組みと、この制度が実現するまでのつなぎとして位置づけられている「食料品の消費税率ゼロ」について、現時点でどのような議論が行われているのかを解説します。
1. 2026年2月26日「第1回 社会保障国民会議」が開催
2026年2月26日、制度設計の司令塔となる「第1回 社会保障国民会議」が開催されました。
各党や有識者が顔を揃えたこの会議で、導入に向けた具体的な道筋がより鮮明になっています。
1.1 現在検討されているスケジュール
- 2026年 夏まで: 国民会議で中間報告をまとめ、制度を閣議決定。
- 2026年 秋: 臨時国会にて関連法案を提出。
- 2027年 初頭以降(予測): 食料品の消費税「0%」措置が先行スタートか?
高市総理は「中・低所得者の負担緩和は急務」とし、2年間限定で飲食料品の税率をゼロにする案を、特例公債(赤字国債)に頼らない財源で検討中であると明かしました。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
元銀行員/一種外務員資格(証券外務員一種)/LIMOマネー編集部金融ライター
一種外務員資格(証券外務員一種)。大学卒業後、株式会社三菱UFJ銀行にて後方事務や法人営業部門のアシスタント事務を経験。その後、三井住友信託銀行に転職し、資産運用アドバイザー業務に約10年間従事。
15年以上にわたり金融機関に在籍し、現役世代からシニア層、富裕層まで延べ1000名以上の個人顧客に対し、資産運用コンサルティングや承継対策を提案。表彰歴多数。現在は、株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア『LIMO(リーモ)』、専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』にて企画・執筆・編集・監修を幅広く担当。
15年以上の金融機関キャリアに加え、自身も20年以上の投資経験(投資信託・株式・FX・金など)を持つ。金融のプロ・現役投資家・生活者(出産・育児経験)の3つの視点から、年金制度の仕組み、社会保障、NISAや住宅ローン、相続まで分かりやすく解説。Yahoo!ニュース経済カテゴリでアクセスランキング1位を多数獲得。【2026年6月29日更新】