お金では買えないものも大切に
国税庁の資料によれば、20歳代後半男性の平均年収は393万円、30歳代前半で458万円、30歳代後半で518万円です。
平均年収で考えれば、好きになった人が年収300万円の男性ということも多い年代でしょう。
年収は年齢によっても、また業種や職種によって変化するものであり、現段階での年収水準がずっと続くわけではありません。
今、そして老後までの長い人生どう生活するかは、収入だけでなく貯蓄も重要です。年収だけでなく仕事への姿勢や、得た収入をどう使うかという金銭感覚によっても暮らしは左右されるでしょう。
また、株式会社Q.E.D.パートナーズの調査の回答でも見られたように、「人間性はお金では買えない」というのも現実です。
長い人生をともにするパートナーだからこそ、性格や優しさ、協力姿勢といったお金では買えない部分も大切にしていきたいですね。
参考資料
宮野 茉莉子
執筆者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
くらしとお金の経済メディア『LIMO』編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有し、支店にて国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じて個人顧客向け資産運用コンサルティング業務に従事し、個人のお金の悩みを解決してきた。特に投資信託や株式、債券などを用い、顧客ニーズにあわせた丁寧でわかりやすい資産運用提案が強み。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』編集長。厚生労働省や金融庁など官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、社会保障制度、貯蓄、教育、キャリアなどをテーマに執筆。3児のひとり親で中学・高校社会科(公民)教員免許保有。趣味は音楽鑑賞と読書(2025年9月21日更新)