「高齢者ひとり世帯」の割合は6割以上が女性
まずは同調査より、高齢者世帯の世帯構造を円グラフで見てみましょう。
現役世代までは夫婦とお子さんというご家庭が多いと思いますが、高齢者世帯になると半分が夫婦のみ、半分がひとり世帯というかたちに。
家族のかたちはずっと同じということはなく、年齢を重ねるにつれ変化していくものなのですね。
高齢者の「単独世帯」を詳しくみると、男性は35.7%、女性は 64.3%と女性が6割以上を占めています。
年齢構成も見てみましょう。
高齢者世帯のうち、ひとり世帯の年齢構成:男性・女性
- 65~69歳:26.5%・14.1%
- 70~74歳:29.8%・21.7%
- 75~79歳:17.2%・19.9%
- 80~84歳:13.7%・20.0%
- 85歳以上:12.7%・24.3%
男性は年齢が上がるにつれひとり世帯は減っていますが、女性は年齢が上がるにつれ増えていくようすがわかります。
人生100年時代と言われる現代。
年金受給開始年齢の65歳からを老後とするならば、その後35年間のあいだにも家族のかたちは変化すると前もって考えておきたいものです。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
くらしとお金の経済メディア『LIMO』編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有し、支店にて国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じて個人顧客向け資産運用コンサルティング業務に従事し、個人のお金の悩みを解決してきた。特に投資信託や株式、債券などを用い、顧客ニーズにあわせた丁寧でわかりやすい資産運用提案が強み。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』編集長。厚生労働省や金融庁など官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、社会保障制度、貯蓄、教育、キャリアなどをテーマに執筆中。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも副編集長として記事を執筆している。3児のひとり親で中学・高校社会科(公民)教員免許保有。趣味は音楽鑑賞と読書(2026年6月26日更新)