植えっぱなしで育てられる多年草。年月を重ねるにつれて株が大きく生長し、庭のスペースによっては窮屈そうに見えることもあります。

そんなときは株分けして苗を植え直すのがオススメ。予備の苗があれば多年草が突然枯れてしまったときにも安心です。

今回は多年草を株分けする方法や、秋に株分けしておけば春の開花が期待できるオススメ品種を紹介します。

【多年草】株分けを行うメリットは?

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株をリフレッシュできる

多年草は毎年生長するので根元が混み合ってきたり、株が古くなって花つきが悪くなったりします。植えてから2~3年経った株は、株分けでリフレッシュするのがオススメ。

掘り上げたときに古い根や腐っている部分を取り除いておくとよいでしょう。同時に肥料を施しておけば土も再生できます。

株を増やせる

株分けすればお気に入りの植物を増やすこともできます。別の場所に植え込んだり、鉢植えにして飾ったりと楽しみ方はさまざま。突然枯れてしまったときのスペアとしても役立ちます。

株分けして作った新しい苗は、あくまでも個人で楽しむ範囲で利用してください。ほかの人に譲ったり販売したりすると、法律に抵触する場合があるので注意が必要です。