1. そもそも「不労所得」とは？

不労所得とはズバリ、「働かないで得る所得」のこと。その反対に、私たちが日ごろが就労によって得ている給与は、「勤労所得」に分類されます。

1.1 不労所得【ふろう-しょとく】

働かないで得る所得。利子・配当金・家賃・地代など。

出所：デジタル大辞泉（小学館）

不労所得の身近な例をあげると、預貯金の利息、株の配当、土地や住宅の賃貸料などの「財産所得」と呼ばれるものですね。

リタイヤ後も継続的な収入源をキープするために、不動産や株式などへの投資を検討したり、既に実際に行っている方も多いでしょう。

株式、投資信託、債権、不動産…。資産にはさまざまな形があります。

そして、資産運用を行うためには、まずはある程度の資金が必要ですね。さらにいうと、これらの資産を上手に組み合わせながら運用することで、FIREの実現に近づく可能性もあるでしょう。

では、60歳以上のシニア世代で不労所得がある人はどのくらいいるのでしょうか。内閣府の調査を見ていきましょう。