1. 国家公務員18~50歳のモデル給与はいくらか
まずは先程の人事院の資料より、国家公務員のモデル給与をみていきましょう。
22歳で一般職試験(大卒)初任給(係員)は、勧告前で月18万2200円、年収で295万9000円。今回の勧告後には年間で6万3000円のプラスとなり、年収302万2000円になります。
35歳(係長)では月収27万3600円・年収450万1000円となっており、勧告後の年収は454万1000円になります。
50歳(本府省課長)になると月収74万9400円、年収1253万4000円で、勧告後には年収約1260万へ。
なお、上記は俸給(行政職(一)及び指定職)、地域手当、俸給の特別調整額及び本府省業務調整手当を基礎に算出されています。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。