2022年8月31日に金融庁から、令和5年度(2023年度)の税制改正要望が公開されました。
その主な要望項目は、「資産所得倍増プラン」関連の要望が目玉となっており、最近は注目度の高いつみたてNISAも今後は制度の在り方が変わる可能性もあります。
※つみたてNISAの制度のポイントと注意点については【参考1】を参照のこと。
また、NISA以外にも生命保険料控除制度拡充や暗号資産の期末時時価評価課税に関連するものなど、私たちの資産運用や税金に関するものとなっています。
ただし、あくまでも要望ですので、この内容がすべて認められるとは限りません。
もっとも、20年の非課税期間のある投資を20回実施できるというつみたてNISAを今更変えるのかという批判もあるかと思います。今後の報道には注意をしていきたいところです。
今回はそうした環境の中、つみたて投資を始めるにあたって、つみたてNISAがよいのか、イデコがよいのかを考えていきたいと思います。