【65歳以上の貯蓄事情】支出の内訳をみる
同資料内から、モデルケースとなるシニア夫婦世帯のひと月の実支出の内訳についても確認していきます。
高齢夫婦無職世帯「ひと月の実支出」
- 実支出:26万3718円
〔内訳〕
- 食料: 6万4444円
- 住居: 1万3656円
- 水道・光熱 :1万9267円
- 家具・家事用品: 9405円
- 被服及び履物 :6497円
- 保健医療 :1万5512円
- 交通・通信 :2万7576円
- 教育:15円
- 教養娯楽 :2万5077円
- その他の消費支出:5万4028円
- 非消費支出 :2万8240円
生活の水準はひとそれぞれですが、住居費について約1万4000円で計算されていますので、将来的にも賃貸住まいの計画をしている場合には、この金額を参考にするのは危険と言えるかもしれません。また、介護費用もまったく加味されていません。
これらのデータをふまえると老後費用に関しては最低でも「2000万円」、思い描くセカンドライフによってはさらに上乗せして準備していく必要があると言えるかもしれませんね。