4. 現役世代が考えるこれからの年金

年金受給額の実態について見ていきました。年間72万円というのは、あくまでも「厚生年金受給者」の差です。

40年間専業主婦だった方も多く、この場合の差額は約11万円(男性の厚生年金平均:16万4742円―女性の国民年金平均:5万4112円)となり、年間では132万円にもなります。

2022年10月からはパートでも厚生年金に加入できる要件が拡大されますが、手取りが減ることを懸念して躊躇する方もいます。

しかし、将来の年金や保障を考えると、厚生年金への加入を考えてみるのも一つでしょう。

参考資料

太田 彩子