秋の転職活動が有利な理由3つ

採用活動が活発化する時期は、一般的に2月~3月と8月~9月頃です。この時期は求人数に比例してライバルも多くなるため、転職のハードルが高くなりがちです。

その反面、10月〜11月頃は求人数こそ少ないものの、ライバルが少なく採用もスムーズになる可能性が高まります。

より詳しい理由について見ていきましょう。

人材不足補填を目的とした採用が増える

10月の人事異動や退職などにより、人手不足のまま新体制に移る部署も少なくありません。

こうしたケースでの採用では、速やかに人材を補填したい企業側の事情により、選考がスムーズに運ぶ可能性が高まるのです。

ライバルが少ない

8月~9月に転職活動に臨んだライバルは、年末が近づく10月〜11月になると一気に少なくなります。

また夏に希望の人材を確保できなかった企業は、引き続き採用を実施しています。他にも来年度の新規プロジェクト発足に向けたイレギュラーな採用が行われるケースも。

競争率が低い時期に転職活動に踏み切れば、思いがけないポジションで採用されるかもしれません。

冬のボーナスを貰ってから転職できる

10月〜11月の転職活動が順当に進めば、早くて年内に内定、1月〜2月に退職となるので、冬のボーナスを貰ってから次の会社に移れます。

仕事が忙しすぎて転職活動ができない時は、冬のボーナスを貰ってから退職し、それから転職活動を実施する選択肢もあります。

入念な準備のもと転職活動に挑もう

転職で賃金アップを狙うには、今の企業で高い成果を収めたうえで、面接や採用後に適切なアピールと給与交渉をすることが不可欠です。

焦らず着実に土台を作り、希望通りの転職ができるように努めましょう。

参考資料

小見田 昌