宝くじを共同購入した場合は全員で受取りにいく

宝くじは非課税所得だと前述しました。所得税もかかりませんし、住民税もかかりません。しかし、宝くじが税金と全く関係がないかというと実は違います。宝くじの当選金を誰かに渡すと、贈与税がかかってしまうのです。

そこで注意したいのが、宝くじを共同購入した場合です。代表者1人が当選金を受け取ると、その人の財産になりほかのメンバーに分けるときに贈与税がかかってしまいます。

贈与税がかからないようにするために、当選金を共同購入したメンバー全員で受取りに行くようにしましょう。銀行の窓口で共同購入したことを伝え、それぞれで当選金を受け取るようにすれば贈与税はかかりません。

共同購入して当選した場合は、ぜひ全員で受け取りに行ってください。

宝くじに税金はかからないが共同購入の場合は注意

今回は宝くじの当選金の税金や確定申告について説明しました。宝くじに当選しても税金はかかりませんし、確定申告も必要ありません。

ただし当選証明書をもらうことや、贈与税がかかってしまわないように、共同購入した場合の受取り方に気を付けてください。

また、贈与税については共同購入に関わらず注意するようにしましょう。

例えば宝くじの当選金の中から家族にお金を渡せば、贈与税がかかってしまいます。

もし贈与する場合は、相手が税金の支払いで困ることのないように、その点も伝えておくことをおすすめします。

参考資料

渡辺 身衣子