近年、定年を迎える60歳でも住宅ローンを持つ世帯が増えているといいます。

30~40歳で35年ローンを組めば、60歳、あるいはそれ以降も返済が続くことになります。

これは、晩婚化と出産年齢の上昇が一因であるでしょう。

退職前に十分な収入や貯蓄がある場合は問題ないかもしれませんが、十分な老後資金がない場合はどうしたらよいのでしょうか。

今回は、60~70歳代の住宅ローン残高と、ローンが残っている家庭の老後資金について見ていきましょう。