2. 魅力的な都市公園や都市型スパの整備!大阪・梅田は再開発でどう変わる?
うめきた地区の再開発によって、大阪駅周辺はどのように生まれ変わるのでしょうか。ここでは、具体的な再開発事業の内容をご紹介します。
2.1 魅力あふれる緑豊かな街づくり
うめきた2期地区の再開発事業における大きな特徴は、「緑」を感じられる街づくりです。
同再開発事業では、利便性の向上のみを重視するのではなく、「QOL※」の向上や環境への配慮など人・都市・自然が共存する街づくりが行われています。
※QOL:Quality of Life(生活の質)の略。生活の豊かさや満足度を測るための指標です。
うめきた2期地区の都市公園の中には、大屋根イベントスペースや、カフェ・レストランといった飲食店など、複数の施設が整備される予定です。公園としての機能にプラスして、人々の交流を促す機能を整備する計画となっています。
また、日本で昔から親しまれている桜、モミジ、ツツジなどの植栽も計画されています。うめきた2期地区の都市公園が開園すれば、多くの人々に愛される憩いの場となるでしょう。
2.2 「新しい大阪駅」の開業で国内外からのアクセス性強化
大阪・梅田の周辺地域は、7駅13路線を利用できる大変利便性が高い交通ターミナルです。さらに、2023年春にはJR大阪駅の地下に「新しい大阪駅」が開業予定となっています。
「新しい大阪駅」の開業後は、新大阪駅や関西国際空港、大阪国際空港といった海外からの玄関口と直結され、国内外からのアクセス性がさらに高まります。
2.3 総貸室面積約3.3万坪のオフィス
うめきた2期地区には、多くの企業の受け皿となるオフィスが整備される予定です。子育て支援施設など働きやすい環境づくりも計画されているため、ビジネス目的による国内外からの来訪者数の増加に期待が高まります。
2.4 都市公園を一望できる都市型スパが誕生
南街区には、都市公園を一望できる都市型スパも整備される予定です。天然温泉、プール、ジムなどから構成されており、国内外からの来訪者がリラックスできる空間となります。
2.5 都市公園を囲む3つのホテルが開業
2023年春の「新しい大阪駅」開業によって、海外からの来訪者数増加を期待できます。それに対応できるように、以下3つのカテゴリーに分かれたホテルが整備される予定です。
- 富裕層向けの高級ホテル
- クリエイティブな発想を持つ人をターゲットにしたホテル
- ビジネスからレジャーまで幅広く利用できるホテル
これらのホテルは、観光やビジネス目的など幅広い来訪者の滞在拠点となるでしょう。