1. 【大阪・梅田の再開発情報】うめきた地区の対象や事業概要は?
大阪・梅田の再開発地域とは、JR西日本「大阪駅」・阪急電鉄「大阪梅田駅」からほど近い「梅田貨物駅跡地」を中心とする約24ヘクタールの地域を指します。
同地域は「うめきた地区」と呼ばれ、「先行開発区域」と「2期地区」に分けて再開発事業が行われています。
先行開発区域の再開発事業は2013年にひと段落しており、大型複合施設「グランフロント大阪」の整備が行われました。
同再開発事業により創設された「ナレッジキャピタル」では、サロンやコラボオフィスといった施設とサロンコーディネーターやビジネスナビゲーターといった人的支援を整備し、新たなビジネス・国際交流等の創出を目指しています。
2022年の時点では「うめきた2期地区」の再開発事業が進んでいるところです。
1.1 うめきた2期地区の再開発概要
「うめきた2期地区」は、うめきた地区における先行開発区域プロジェクトの第2期として行われている再開発事業です。2020年度に着工し、着々と工事が進んでいます。
うめきた2期地区の再開発事業は、「都市公園」「北街区」「南街区」という3つのエリアに分けられています。
街づくりの大きなテーマである「Osaka MIDORI LIFEの創造」が示す通り、従来の都市づくりとは一味違う、緑豊かな都市が誕生する予定です。
たとえば、単純に緑の量が多い都市公園を創出するのではなく、「限られた土地の中で空間を上手に使いこなすこと」を大切にしています。
うめきた2期地区のランドスケープデザインは、世界的に活躍するアメリカのランドスケープアーキテクト会社が担当しており、「うめきた」の良さを生かした都市空間が造られる計画となっています。