一般の人からは、「お金持ちはケチ」「お金持ちは金遣いが荒い」という正反対のイメージが持たれています。

富裕層は信頼できる者同士のコミュニティを大切にするため、外からは断片的なシーンの印象が強く残ってしまうのでしょう。

今回は、一見「ケチなお金持ち」にみえている富裕層たちが節約している意外なポイントをご紹介したいと思います。

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1. 富裕層の見分け方。あなたの周りのお金持ちはどのタイプか

「金遣いは性格的なものだ」といえばそれまでなのですが、性格は環境によってつくられる面もあり「消費の傾向」は生い立ち(=環境)の影響を受けるといわれています。

まずは、富裕層をざっくり2つに分けて特徴をみてみましょう。

1.1 富裕層のタイプ1. バトンタッチリッチ型の場合

先祖の資産を受け継ぐ富裕層を指し、地主一族や創業者一族などが代表的です。

子どもは金銭的に恵まれた環境で小中学生からエスカレーター式の私立校に通うことも多く、親のすねかじりタイプと謙虚堅実なタイプに分かれます。

謙虚堅実なタイプの場合、実家がお金持ちという色眼鏡でみられることを嫌い家族の話題には深入りしない事も。

「受け継いだ資産を自分も子どもに渡す」という意識がつよく、落ち着いた生活を送っている傾向があります。

1.2 富裕層のタイプ2. セルフメイドリッチ型の場合

自力で一から資産を築いた富裕層を指し、創業社長が代表的です。

過去の経験から稼ぎ方を知っているため、派手にお金を使ってまた稼ぐという人が多いのがこのタイプです。

むしろ「お金は使うためにある」など稼ぐ力に自信のある口癖や、ゴルフ・歓楽街・接待などを通して人脈を広げるのも特徴です。

とくにはじめの頃(仕事で大きく成功した時期)は金遣いが荒い傾向にありますが、人生山あり谷ありを経験する中でお金の使い方も落ち着いていくようです。

2. 富裕層、ケチなお金持ちは本当にケチなのか

富裕層の中には「この人が本当にそんな資産をもっているのか?」と疑問を抱かせるほど「普通の人」にみえることがあります。

とくに資産を代々相続しているようなお金持ちは「飾り立てることに興味がない」「お金で人(トラブル)が寄ってくることを避けたい」などの理由もあると言いますが、子孫に資産を受け継いでいくのは簡単なことではありません。

相続税の高い日本ではなおのこと、いまある資産を自分の代で絶やさぬようお金を守っている人も多いのです。

そのため、一般の人からは「そんなにお金があるのに、こんな事をケチるのか」と見えてしまう事があるのでしょう。

しかし、富裕層にとって自分に必要ないものに払うお金はムダでしかありませんから、ただケチっているわけではなく「本当に要らないだけ」ということが多々あります。

3. 富裕層が節約する意外なポイント4選

世界の億万長者の仰天倹約エピソードは数多くありますが、自分なりのルールやポリシーをもって行動していることがわかります。

世界TOPクラスの富裕層でも節約しているポイントを参考にしてみましょう。

3.1 富裕層の節約ポイント1.たくさん欲しがらない

「オマハの賢人」の異名を持つ世界有数の大富豪ウォーレン・バフェットは、世界有数の倹約家の一面を持っていることでも有名です。

50年以上前に、当時3万1500ドル(約300万円)で購入した自宅でいまも暮らしていることで知られています。


「見栄をはるための出費」がいかに資産形成の邪魔をするか体現する存在です。

3.2 富裕層の節約ポイント2. 使えるクーポンは使う

またバフェットはファストフードを好んで食べることでも有名です。

友人のマイクロソフト社の創業者ビル・ゲイツにもクーポンをつかってファストフードをごちそうする逸話もあるなど、「同じものを安く変える方法があるなら、安く買う」という姿勢が伝わります。

3.3 富裕層の節約ポイント3. ムダなことに消費する時間を減らす

お金持ちの家には物が少ないと言われています。

Facebookの創業者であるマーク・ザッカーバーグの場合、毎日同じTシャツとデニムを愛用しているといわれています。

彼にとって今日と明日の服を考えるのは取るに足らないことで、自分が本当にしたいことにために時間を使うことの大切さが伝わってきますね。

4.4 富裕層の節約ポイント4. モノを大切にする

NY市の元市長であるマイケル・ブルームバーグ、彼はモノを大切にすることで知られています。

有名なエピソードでは、10年の間たった2足の革靴を履きこなしてきたといいます。

2足を交互に履き、靴底やかかとが傷めば修理をしてひとつのものを長く大切に使う。それは簡単なようで手間がかかり「面倒くさい」という気持ちが勝ってしまう人も多いのではないでしょうか。

安物買いの銭失いにならないよう、何年も愛着をもって使い続ける姿勢は見習いたいですね。

5. 人は人、あなたはあなた

偉人たちのエピソードをみていると、誰一人「節約は我慢」とつらい思いをしているようには見受けられませんよね。

自分の「好き、嫌い」「要る、要らない」がはっきりしているだけで、本人たちは自分の人生をこよなく愛しているように見えます。

誰かにこう言われたから・・と周りを気にしすぎす、自分の大切にしたいものを自分で分かっていることが成功の秘訣なのかもしれません。

尾崎 絵実