慢性的な教員不足は続く
学校現場では慢性的な教員不足が続いています。団塊世代の大量辞職の裏で新規採用者数が減り、バランスが保てていない状態です。
教員のブラックな労働環境がフォーカスされることもあり、応募の倍率は下がる一方とも言われます。
しかし、教師に対するあこがれを抱く方もいるのではないでしょうか。子どもと関われる数少ない職業に対し、やりがいを感じることも多いです。
もし教師の夢を諦めて異業種に就いた方でも、今回の法改正で教員免許が再び役に立つ可能性もでてきました。
東京都教育委員会では、小学校において臨時的任用教員として働く方を募集しています。
「現在有効な教員免許状をお持ちの方のみならず、免許状が休眠中の方などもご相談ください」とも記述されていることから、応募者のハードルが下がっていることがわかります。
もし夢を諦めずにいる方がいれば、一度挑戦してみてはいかがでしょうか。
参考資料
太田 彩子
執筆者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
京都教育大学卒業。株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部において、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。ニ種外務員資格(証券外務員ニ種)保有。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
はたらく世代のお金の診断・相談サービスを行うマネイロでは、「【計算例付】厚生年金保険料はどのように決まる?ケース別算出方法や受給額を解説」など、お金や年金制度にまつわる記事を発信中。京都府出身。(2024年9月4日更新)