2022年1~7月の正社員の平均初年度年収は453万9000円
株式会社マイナビの調査によると、2022年1~7月の正社員の平均初年度年収は453万9000円でした。
2018年からの年間平均と比較すると年収は増加傾向にあるものの、上昇率は鈍化したそうです。
業種別にみると、「IT・通信・インターネット」が最も高く511万5000円、次いで「コンサルティング」が498万6000円、「金融・保険」が492万8000円となりました。
エリア別に確認してみると、「関東」が最も高く466万7000円で、その後は「東海」442万8000円、「九州・沖縄」442万3000円と続きます。
国税庁が2021年9月に公表した「令和2年分 民間給与実態統計調査」によると、日本の平均年収は433万円です。
非正規職員も含めた数字ではあるものの、同資料では55.1%が年収400万円に届かないことがわかっています。
この平均年収は約30年間変わっておらず、日本では失われた30年とも揶揄されています。
こうした資料と見比べることで、「自分の給料は妥当なのか」と悩む方も出てくるでしょう。新入社員に限らず、昇進が止まっている中堅社員なども、今後の働き方に焦りを感じる方は多いです。
年収を上げたいと思った場合、転職や独立は有効なのでしょうか。そこに潜むリスクをしっかり考慮しましょう。