4. 「不労所得月25万円」達成を狙う投資2:不動産投資
不動産投資は、毎月の家賃収入を得ることができる可能性のある投資です。
不動産投資を始めるには、まとまった資金が必要です。このお金が手元にない場合は、金融機関からお金を借りることになります。
お金を借りることに抵抗がある人には難しいかもしれません。
また、不動産の専門家である浦田健氏によると「(表面)利回りで12~13%以上で3000万円の(収益)物件を、半分を自己資金、半分をローンで計2戸購入することができれば、ざっくり計算して月30万円のキャッシュフローを確保することができます」としています(※編集部注)。
不動産投資は、良い物件を事前購入したら終わりというわけではありません。
注意したいのは、予期せぬ事故やトラブルで家賃が取れなくなったり、近くに競合物件が建つので家賃を下げざるを得なかったりすることです。
【※編集部注】50歳を超えてから「月30万円の不労所得」を作る4つの方法
5. 厚生年金と不労所得でFIREを目指す
前述したように、サラリーマンには厚生年金が老後に支給されます。ただ、データで見る限り、月額25万円の厚生年金を受け取っている人はごくわずかです。
年金だけで生活するのは難しい?と心配される方もいらっしゃるかもしれません。年金を受け取り始める前、つまり現役時代から、できるだけ早く老後資金を貯めることが大切です。
まずはじっくりとマネープランを考えてみてはいかがでしょうか。
参考資料
齊藤 慧
執筆者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部 編集長室
LIMO編集部記者/元新聞記者
担当分野
金融と社会保障分野の専門知識を生かし、主に公的年金(厚生年金保険と国民年金)、公的年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、マイナンバー制度など幅広くカバーしている。
信頼性の高い情報源をもとに、政策の変遷や最新の貯蓄トレンドを掘り下げた記事も手掛けているが、難解な情報を分かりやすく伝えることを意識している。
また、退職金、資産運用や貯蓄、NISA、iDeCoなど、多岐にわたるテーマについて企画・編集・執筆している。
経歴
中央大学法学部を卒業後、東証プライム上場の大手IT企業でキャリアを開始。
その後、厚生労働省の記者クラブにて約3年間、医療保険制度や介護・高齢者福祉に特化した社会保障の専門紙で記者として働いた。
ここで社会保障分野に関する深い知識と実務経験を積み、複雑な制度の解説や政策を分析するスキルを磨いた。
現在は、株式会社モニクルリサーチが運営するくらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部にて、金融と社会保障分野に特化した記事を執筆している。
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厚生労働省、金融庁、総務省、デジタル庁、財務省(国税庁)などの信頼性の高い官公庁の公開情報を基に、読者が日々の生活や将来の計画に役立てられるようなアドバイスを心掛けている。
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最終更新日:2024年11月11日