4. 老後に向けて今からできる対策は?

これまでのデータからも分かるように、将来の年金受給額は、個人差が非常に大きいことが明らかになりました。

最近になって「つみたてNISA」や「iDeCo」といった言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。いずれも運用益にかかる税金が非課税になる制度で、「老後の資産形成」を主な目的として始まった制度です。

これは「自分の力でも老後の資金を準備してください」という国からのメッセージのようにも感じ取れます。実際に今年の4月から高校の授業で「資産形成」が取り扱われています。

もちろん運用にはリスクを伴いますが、こういった制度や運用について情報収集はおこなっておくといいでしょう。また、ねんきん定期便などを利用して、将来の受給予定額をたしかめるのもいいでしょう。

将来受け取れる年金について少しでもイメージできたでしょうか。

その上で、自分の理想とする老後を過ごすために必要なお金を逆算して貯めていきましょう。

参考資料

荻野 樹