1. 国家公務員の退職金は平均いくらか
まずは国家公務員の退職金がいくらくらいなのか、内閣官房内閣人事局「退職手当の支給状況（令和2年度）」を参考に確認してみましょう。
1.1 【退職金】国家公務員
[常勤職員]退職手当の平均支給額（退職理由別）
- 定年 2142万1000円
- 応募認定（※1） 2551万9000円
- 自己都合 299万4000円
- その他（※2） 193万5000円
全体平均 1023万9000円
※1「応募認定」は45歳以上（定年60歳の場合）の職員を対象にした早期退職募集制度のことで、自己都合退職よりも割増された退職金が支給されます
※2「その他」には、任期制自衛官等の任期終了（常勤職員）や死亡等による退職が含まれています。
行政職俸給表（―）適用者 （一般行政事務を行う職員）
- 定年：2127万9000円
- 応募認定：2276万円
- 自己都合：384万9000円
- その他：245万4000円
全体の平均支給額：1507万4000円
定年まで勤めると2000万円を超えています。45歳を超えてからの早期退職では2割程の加算があるようです。
