暑さに強く、春から秋まで連続開花してくれる頼もしい花「ニチニチソウ」。本来は多年草ですが、日本の気候では冬越しが難しいため一年草扱いされており、ほとんどの方は開花時期が終わったら処分しているのではないでしょうか。

しかしこのニチニチソウ、実は挿し芽から新しい苗をつくって育てることができます。そこでこの記事では、SNSでガーデニング情報を発信している静岡県在住の寄せ植え講師「きの子(@miekinoco)さん」に教えていただいた【ニチニチソウを挿し芽で増殖させる方法】をご紹介します。

きの子さんに伺ったところ、挿し芽した小さい苗なら省スペースで済むので、お部屋で管理しやすく、冬越しもしやすくなると教えてくださいましたよ。

ニチニチソウを育てている方はぜひトライしてみてくださいね!

※投稿の画像は【写真】をご参照ください。

※挿し芽や挿し木で増殖して、品種登録された植物を他人に譲渡したり、販売したりすることは、種苗法で禁止されています。あくまで自分で楽しむという目的に限定して挿し芽を楽しんでくださいね。

※今回ご紹介する動画は、2025年9月15日に公開されたものです。また、きの子(@miekinoco)さんの掲載許可をいただいております。

1. 【ニチニチソウを挿し芽で増やす方法】準備するもの

  • 園芸用ハサミ
  • 種まき用土(挿し芽用の土)
  • 育苗ポット

ハサミはよく切れる清潔なものを用意しましょう。種まき用土は一般的な草花用の土ではなく、栄養分が入っていない「種まき・挿し芽用」の土が適しています。

ニチニチソウは毒性があるため、作業を行う際は手袋をすると安心です。また、小さなお子さんやペットが誤って口にしないよう、注意しながら作業してください。