5. 副業として不動産投資を行う際の注意点
副業として不動産投資を行う際には、ぜひ以下の2つのポイントに注意しましょう。
先述したデメリットをできる限り解消することにもつながります。
- 信頼できる管理会社に委託する
- 事業規模に気を付ける
それぞれ詳しく見ていきます。
5.1 信頼できる管理会社に委託する
副業として不動産投資を始める場合のデメリットとして、物件の内覧、チェック、調査などの時間がとりにくいことを説明しました。
このデメリットを少しでも解消するためには、信頼できる不動産投資会社に管理を委託することがお勧めです。
不動産投資会社とは、オーナーから不動産の管理や運用を受託する不動産投資の専門会社のことです。不動産の選定、購入から売却まで一貫して取り扱ってくれる不動産投資会社もあります。
信頼できる不動産投資会社を選べば、不動産経営全般をお任せすることができ、あなたの手間を減らすことができます。
不動産投資で生じるリスクを抑えるには、集客に強く、物件のあるエリアについて詳しい不動産投資会社を選ぶようにしましょう。出口戦略まで一緒に考えてくれる親身な会社なら、よりお勧めです。
副業として不動産投資を行う場合、より不動産投資会社に頼らなければならない部分が大きくなります。オーナーに代わって堅実に的確な運用をしてくれるパートナーがいれば安心です。
5.2 事業規模に気を付ける
副業禁止の企業であっても、勤め先から「不動産投資は副業に当てはまらない」という返事をもらっていれば、基本的に本業とは別に不動産投資を行うことができます。
しかし、事業規模には気を付けましょう。
ある一定の規模以上の不動産経営となった場合、不動産投資であってもそれが「副業」と判断されるケースがあります。
先述の通り、公務員の場合も一定の規模以上の不動産経営をする場合は、事前に許可が必要です。
各企業の職務規定や公務員の規定でどのように定められているか、必ず確認するようにしましょう。
5.3 サラリーマンは不動産投資を副業にできるチャンスが高い
政府主導で副業が解禁されたことにより、本業とは別のさまざまなキャリアを描けるような流れが生まれています。
不動産投資を含めあらゆる副業を禁止している企業や、社風的に副業として不動産投資に手を出しづらいような環境も、今後変わってくるかもしれません。
不動産投資には、副業として取り組むからこそのメリットもあります。サラリーマンにとって、不動産投資はより魅力的な投資手法なのではないでしょうか。
これから副業として不動産投資に取り組もうと考えている方は、この記事を参考にしながら不動産投資への一歩を踏み出してみてください。
※この記事はLIFULL HOME'S 不動産投資コラムより提供を受けたものです。
参照記事
LIFULL HOME'S 不動産投資編集部