日本の伝統美と近未来的なイメージを融合した「東京スカイツリー」

東京都墨田区にある東京スカイツリーは2012年2月29日に完工、同年5月22日に開業。

現存する電波塔としては世界1位の634メートルを誇ります。

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あまりに高いと地震による揺れが心配になりますが、日本独自の木造建築物である「五重塔」に似た新しい制振システムを採用しています。

日本の伝統美と近未来的なイメージを融合したそのデザインに、これから訪れる未来への想像や期待をふくらませる方も多いでしょう。

色は「藍白」をベースとしたオリジナルカラーの「スカイツリーホワイト」。青みがかった白が落ち着いた印象を与えてくれます。

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「航空法でインターナショナルオレンジと白を使わなければいけないのでは?」という疑問も湧きますが、スカイツリーの場合はこの2色を使用する代わりに高光度航空障害灯を設置しています。

スカイツリーのライトアップは江戸で育まれた心意気の「粋」と美意識の「雅」、賑わいの「幟(のぼり)」の3種類が1日ごとに現れる仕組みとなっています。