【不労所得】不動産投資で特に注意したい3つの諸経費

この諸経費の中で、特に意識して節約したいのが「管理委託手数料」「ローン金利」「室内修繕費」です。

不動産投資で注意したい経費1. 管理委託手数料

管理委託手数料は、入居者からの家賃の管理、クレーム対応、物件の修理などを、所有者に代わって行う管理会社に支払う費用です。

家賃×5%が相場と言われていますが、委託する会社によって割合は異なります。

物件購入のときに、物件を仲介する不動産会社から紹介された管理会社とそのまま契約するケースが多く見られます。

しかし継続して支払う費用になるため、紹介されたところ以外も検討して同じ管理内容で安価なところを探せば出費が削減できるでしょう。

不動産投資で注意したい経費2. ローン金利

物件購入に不動産投資ローンを利用する場合は、利息の支払いも大きな出費になります。

借入先の金融機関の選択も、物件を仲介する不動産会社から案内されたところで借りる人が多いようです。

しかし金融機関ごとに金利は異なり、より低金利なところで借りた方が出費を抑えられます。

出所:各行の公式サイトをもとに筆者作成

仮に2000万円を借入して20年で支払ったとき、利息が1.5%と2%とでは支払い総額はおよそ112万円も変わります。投資物件購入に不慣れな方にとって、自分で金融機関を探すのは大変かもしれません。

しかし100万円近く節約できるとすれば、手間暇をかけて検討する価値は十分あるでしょう。

不動産投資で注意したい経費3. 室内修繕費

マンションの屋上や外壁といった外部、入口や階段などの共用部の修繕は、毎月積み立てる修繕積立金によって計画的に修理が行われます。一方で物件の室内の内装や設備は、所有者自身で状況を判断し必要なタイミングで修繕をしなければなりません。

特に注意したいのがキッチンなどの水回りで、劣化を放置して水漏れなどが発生すれば濡れた内装などの修理費がかかってしまいます。そのため定期的な点検を行い、劣化があれば早めに修理することが大切です。