70歳代になる前に!いまから始める老後資金の準備
現役時代と違って、自由な時間が確保できるであろう定年退職後のセカンドライフ。ゆとりある生活をすごすための対策は、「いまから」必要なのかもしれません。
そこで検討をおすすめしたいことのひとつが、「資産運用」です。
しかし、資産運用と聞くと「元本保証がないし、ちょっと怖い……」と感じる方も多くいらっしゃるでしょう。むしろ、その感覚は正しいと言えるかもしれません。
金融商品や資産運用のスタイルには様々なものがあります。また、効率よくお金を育てていくためには、その中からご自身に合うものを見極める目が必要となります。
少額からの積立て投資を後押しする国の税制優遇制度、「iDeCo(イデコ:個人型確定拠出年金)」や「つみたてNISA」の活用を検討してもよいかもしれませんね。
資産運用のポイントの1つは「時間」です。運用期間が長いほど、リスクが軽減しリターンが安定してきます。複利の力を借りて、雪だるま式に資産を増やしていくことにも繋がります。
充実したセカンドライフに向けたお金の準備を「いまから」考えてみるのはいかがでしょうか。
参考資料
- 厚生労働省年金局「令和2年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- 生命保険文化センター「老後の生活費はいくらくらい必要と考える?」
- 金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査] 令和3年調査結果」各種分類別データ
吉田 奈都子