2020年から続くコロナ禍で3回目の夏を迎えます。少しずつ落ち着きは取り戻したかに思えますが、さまざまな世界情勢も影響して元通りとはいえないでしょう。

特に、輸入に頼る日本では食料やエネルギーなど様々なモノが値上がりして生活を圧迫しています。

どの世代にとっても厳しいですが、年金受給者など収入が上がらない世代にとっては影響も大きくなるばかりです。

収入が一定しか見込めない場合には、蓄えが重要になってきます。一般的には「シニア世代は裕福」と思われがちですが実際はどうなのでしょうか。

金融機関に勤めている筆者も貯蓄の多い方、少ない方とお話しを重ねてきました。その中で、貯蓄が少ない方には共通点があると感じています。

そこで今回はシニア世代にスポットをあて、60歳代の貯蓄格差を確認した後に、貯蓄が苦手な人に共通する行動を4つご紹介します。