60歳の8割は「65歳以降も働きたい」

はたらくシニアは増加の一途を辿っています。2021年4月から改正高年齢者雇用安定法が施行され、対象事業者には65歳までの雇用確保義務に加え、70歳までの就業確保の努力義務が課されます。

では、働く還暦人は、何歳くらいまで働きたいと考えているのでしょうか。

還暦を迎えたあともシニアの現役志向は強く、70歳で引退せず、働き続けたいと考える人も少なくないようです。

出典:PGF生命「2022年の還暦人(かんれきびと)に関する調査」

65~69歳と答えた人がもっとも多いものの、70歳以降も仕事を続けたい人は多いようです。

生活費を確保するだけでなく、社会との関わりを保てること、また健康を維持することも、働き続ける理由にあげる方は多いです。

イマドキ【還暦60歳】現金決済よりキャッシュレス決済が多い人は7割

さらに、同調査では買い物では現金決済よりキャッシュレス決済をすることが多いかも調査。

「あてはまる」は70.8%となりました。昨年の調査結果と比較すると、「あてはまる」と回答した人の割合は68.0%→2022年70.8%と上昇しています。

コロナ禍以降、キャッシュレス決済は急速に普及しました。マイナポイントなどもあいまって、、普段の生活で利用するようになった人が増えているのではないでしょうか。

こうした社会の波にうまく乗れると、貯蓄や節約に結びつきやすくなりますね。

還暦60歳の最新お金事情を見ていきましたが、学べる点は多くあります。老後に向けて、少しずつ取り組んでいきたいですね。

参考資料

太田 彩子