【還暦60代】おひとりさまで貯蓄額100万円未満の生活
さっそくPGF生命の「2022年の還暦人(かんれきびと)に関する調査」から、貯蓄が100万円未満の世帯割合を確認します。
100万円未満の割合は23%。500万円未満に広げると、38%をしめます。
一方で500万円以上の世帯は「500~1000万円未満」(13.3%)、「1000~1500万円未満」(9.7%)、「3000~5000万円未満」(8.6%)、「5000万円~1億円未満」(9.5%)、「1億円以上」(9.4%)と回答が分散し、平均は3122万円でした。
それぞれの回答の金額差が均等でないため、単純に比較することはできないものの、2000万円以上の人は35.7%、500万円未満の割合は38.0%と、明確な貯蓄格差がうかがえます。
還暦を迎えた60歳の方は、しっかりバブル期を経験しています。銀行に預けるだけでお金が増えたという黄金時代を過ごした世代とあって、貯蓄平均の3122万円はさすがという印象です。
しかし、貯蓄100万円以下がもっとも多くを占めるという現実を見るに、老後対策の必要性を感じてしまいます。5人に1人は貯蓄が100万円未満という厳しいデータとなりました。