65歳以上「介護が必要になった理由」は?
まずは内閣府の「令和4年版高齢社会白書」より、65歳以上で介護が必要になった人の理由を多い順に確認しましょう。
65歳以上「介護が必要になった理由」全体
- 認知症:18.1%
- 脳血管疾患(脳卒中):15.0%
- 高齢による衰弱:13.3%
- 骨折・転倒:13.0%
- 関節疾患:11.0%
- 心疾患(心臓病):4.7%
- その他・不明・不詳:25.0%
全体で最も多いのは「認知症」で約2割でした(その他・不明・不詳を除く)。
ただし、この傾向は男女で異なります。
男性で最も多いのは「脳血管疾患(脳卒中)」で24.5%、次に「認知症」(14.4%)。一方の女性は「認知症」(19.9%)「骨折・転倒」(16.5%)でした。