3. 【退職金】地方公務員はいくら支給されたか
地方公務員の場合、給与の出どころは都道府県や市町村となるため、それぞれで違いがあります。
また教職員や警察など、職種もさまざまです。
今回は首都圏の都道府県に勤める「一般職員のうち一般行政職」のうち、「60歳定年退職者の平均支給額」を確認していきましょう。
- 東京都:2310万3000円
- 神奈川県:2235万9000円
- 埼玉県:2201万1000円
- 千葉県:2176万8000円
上記のように自治体により違いがありますが、2000万円を超える水準となりました。
4. 【退職金】会社員はいくら支給されたか
では会社員の場合、退職金は2000万円を超えるのでしょうか。
最後に会社員の退職金について、厚生労働省の「平成30年就労条件総合調査 結果の概況(一時金・年金)の支給実態」を参考に見ていきましょう。
4.1 大学・大学院卒の平均退職金(管理・事務・技術職)
- 定年:1983万円
- 会社都合:2156万円
- 自己都合:1519万円
- 早期優遇:2326万円
4.2 高校卒の平均退職金(管理・事務・技術職)
- 定年:1618万円
- 会社都合:1969万円
- 自己都合:1079万円
- 早期優遇:2094万円
会社員の場合、大卒・大学院卒も平均では2000万円を超えない結果となりました。ただし早期優遇では2000万円を超えるという結果に。定年後のライフプランを考えることで、早期退職を選択肢に入れる方が多いのも納得の結果です。