4. 厚生年金の受給額から資産形成を考える
今の厚生年金受給者のうち、男性の約1割、女性の約5割が月額10万円未満ということがわかりました。
「月10万円以下では生活できない」という人がほとんどでしょう。
また、国民年金より厚生年金の加入者の方が、年金の平均受給額が高いこともわかりました。
現在はパートの方でも、特定適用事業所で働き、一定要件を満たせば厚生年金に加入できます。
国民年金だけで不安という女性の方は、厚生年金への加入を検討してみてはいかがでしょうか。
また、将来の年金不足を個人年金保険やiDeCoなどの私的年金で補うニーズも高まっています。
少子高齢化が進む現代社会では、自分自身の老後の生活設計を考える必要があります。
自分の将来のために、できるだけ早く情報収集と行動を開始しましょう。
参考資料
齊藤 慧