暑い日が多くなってきた今日このごろ。皆さんはどのどうようにお過ごしでしょうか。
筆者は、自分の誕生花である「サルビア」と「ダリア」の花を育てるのに奮闘する毎日を送っています。
これまでお花を育てた経験はありませんが、ふと「自分の誕生月日にまつわるお花を育ててみたい」と思いたち、ネットで育て方を勉強しながらなんとかお世話をしています。
ちなみにサルビアには「良い家庭」という花言葉があります。「良い家庭」といえば「家族仲良く愛情あふれる家庭」「何不自由なく暮らせる経済的に恵まれた家庭」をイメージされるのではないでしょうか。
しかし経済的に恵まれているといえばお金持ちのイメージも強く、「どれだけ頑張ってもお金持ちなんて自分には無理」と諦める方も多いですよね。
周りから羨ましがられやすい存在のお金持ち。実際に、お金持ちになることは本当に難しいのでしょうか。
そこで今回は、年金収入の方で平均より高い年金を受け取っている方たちにフォーカスしてその実態を調べていきたいと思います。
1. 年金収入が高い=現役時代の収入が高いか
年金収入が高い方たちの実態を調べる前に、まずは将来受け取る年金額がどうやって決まるかについて解説していきます。
そもそも年金というのは、国民年金と厚生年金の2階建て構造です。
1階部分は国民年金、2階部分が厚生年金という仕組みです。
国民年金は日本に住む20歳以上の国民全員に加入義務があり、厚生年金は会社員や公務員が国民年金の上乗せとして加入します。
厚生年金の保険料は日々受け取っている給与や賞与の金額を元に決まるため、収入が高い人ほど保険料は高くなります。
より多くの保険料を納めている分、将来受け取れる年金額も高収入の人ほど高くなる仕組みです。
イメージとしては一部の公務員や大企業で高収入を得ている方たちというのが、年金収入が高い人に当てはまってくると考えて良いでしょう。
なお自営業者や専業主婦の方は、国民年金のみの受給となるため国民年金と厚生年金を受け取れる会社員や公務員と比べ、将来受け取る年金額は少なくなってしまいます。
2. 厚生年金だけでいくら受給できる
先ほど、自営業者や専業主婦の方たちは国民年金しか受給できないとお伝えしましたが、厚生年金を受け取れないことはどれだけ老後の生活に影響するのでしょうか。
そこで、こちらでは厚生年金に加入していれば毎月いくらの年金を受給できるかを見ていきます。
厚生労働省年金局「令和2年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」による厚生年金の平均受給額は以下のとおりです。
全体:14万4366円
- 男性:16万4742円
- 女性:10万3808円
全体平均なら14万円ほど年金を受給できるため、やはり厚生年金には入っておいたほうがいいと思われた方もいるのではないでしょうか。
しかし実はこちらの金額には国民年金(基礎年金月額)も含まれています。国民年金の平均受給額6万円弱を差し引くと、厚生年金のみの受給額は約9~10万円ほどです。
女性の年金受給額は一見少ないように見えますが、いま現在年金を受給している女性たちは結婚後、専業主婦でそもそも厚生年金の保険料を納めてないという方も多かったです。
しかし現在は男性と同じぐらい働き、厚生年金の保険料もきちんと納めている女性も多いため私たち働く女性が年金を受取るころには女性の年金受給額の水準が上がっていてもおかしくはないでしょう。
3. 厚生年金だけで月平均20万円もらえれば老後は安泰か
ここまで年金受給額の実態について見てきました。実際、老後の生活を送るには毎月いくらの年金を受け取ることができれば安泰なのでしょうか。
総務省統計局の「家計調査年報(家計収支編)2020年(令和2年)」によれば、老後に必要な生活費は単身者で約15万円、夫婦2人で約26万円となっています。
しかし、このデータでは住居費が1万円台で計算されています。賃貸暮らしやマンション住まいで管理費や修繕積立金が必要な場合等もありますので、上記の金額に3~5万円上乗せして考えておくと良いでしょう。
そうなると、単身者で約20万円、夫婦2人で約31万円が毎月必要となってくる生活費と言えますね。
単身者なら、厚生年金だけで毎月20万円受け取ることができれば丸々生活費にあてて残りの国民年金は将来施設に入るため等にとっておくことができます。
また、夫婦2人(会社員の夫と専業主婦の妻と仮定)であれば夫の厚生年金20万円と夫婦2人分の国民年金約12万円で毎月の生活はなんとかなるでしょう。
では実際、毎月厚生年金だけで20万円以上受け取っている方はどのくらいいるのでしょうか。
厚生労働省年金局の調査による結果は以下のとおりです。
全体:259万3494人(16.1%)
- 男性:252万5458人(23.5%)
- 女性:6万8035人(1.26%)
厚生年金だけで毎月20万円というとハードルが非常に高く思えましたが、実際には男性だと約4.2人に1人がこの壁を超えています。
これを見るに、将来受け取る年金額を増やすには「収入を上げるためのスキルアップ」を図ることが非常に重要に思えてきますね。
4. 厚生年金だけに依存しないために
昭和・平成と比べ今は転職して色々なキャリアを積みやすく、副業を認める企業も多くなってきました。
様々なことに挑戦しやすい時代だからこそ、多様な経験を積んでお金を稼ぐ力を身つけるチャンスも得やすくなってきたと思います。
経験したことがないとか知識がないから自分には無理だとか最初から諦めるのではなく、まずは興味のあることがどうやったら実現できるかを調べてみてはいかがでしょうか。
お花を育てた経験のなかった私でもキレイな花を咲かすことができたように、何事も挑戦してみれば自分のできることが増え、さらには将来の安泰した生活も手に入れることができるかもしれません。

