仕事のストレスから自由になれるFIREやアーリーリタイアが話題ですが、実現には時間と努力が必要です。

そこでもう少し実現の可能性が高い手段として、セミリタイアというスタイルも注目を集めています。

40歳までに月10万円の不労所得を作り、心を豊かに毎日を過ごすセミリタイアの方法について解説します。

1. セミリタイアとは?不労所得を得ながら生きる

セミリタイヤとは一定の不労所得を得ながら、収入は少なくても好きな仕事や拘束時間が少ない仕事を選び、ストレスなく生きるライフスタイルです。

仕事をせずに生活できるわけではありませんが、給料を気にせず仕事を選べる大きな精神的ゆとりがあります。

自分に合わない仕事を無理に続ける必要がなく、職場の人間関係で疲弊することもありません。また好きなことを仕事にできる充実感があり、さらに余暇を満喫することもできます。

2. 不労所得月10万円でセミリタイアを達成する3つのステップ

ではセミリタイアを達成するにはどうしたら良いのか、具体的に取り組む3つのステップを紹介します。

2.1 不労所得月10万円「セミリタイヤ」のステップ1:生活費のかからないライフスタイルを構築する

まずは生活費のかからないライフスタイルを構築し、現在の収入から余力を作るようにします。

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出典:金融庁「基礎から学べる金融ガイド」

例えば携帯会社を大手キャリアから格安携帯へ乗り換えるのは、生活費の削減で最初に手を付けたいポイントです。また付き合いの飲み会や外食を断るのも、出費を抑えるのに効果的です。

さらに住居費を見直すのも、生活費削減に大きな効果があります。家賃が安い部屋へ引っ越せば、毎月数万円を浮かせるのも可能かもしれません。

あるいはリモートワークができる仕事なら、思い切って家賃が格安の地方に引っ越すのも良いでしょう。

2.2 不労所得月10万円「セミリタイヤ」のステップ2:浮いた生活費で資産運用の資金を貯める

生活費を削減して収入から余剰金ができたら、それをすべて資産運用の準備資金に回しましょう。

例えば毎月の手取りが20万円で生活費が15万円で済めば、資産運用の資金として毎月5万円を積み立てられます。すると1年後には60万円の資金が貯まることに。

月収が25万円なら月に10万円を貯めて1年後に120万円、月収が30万円なら月に15万円を貯め1年間で180万円になります。そして次のステップでこの資金を頭金として、資産運用をスタートさせて毎月10万円の不労所得を目指します。

2.3 不労所得月10万円「セミリタイヤ」のステップ3:少額で始められる資産運用をスタート

不労所得を生み出す方法の中には、融資を使ってスタートできるものがあります。代表的なものに不動産投資があり、不動産という現物資産を担保に融資を受けて運用を始められます。

東京のワンルーム物件など選べば比較的安定した収益が期待でき、融資完済後は家賃が不労所得になります。

一方、頭金ゼロで融資も受けずに目指せる不労所得の方法に、YouTuberやKindle出版などがあります。

また小額の頭金で、その25倍もの資金を運用できるFXもあります。

しかしいずれも安定収益を生み出すにはハードルが高く、また多くの時間と手間がかかり本業を持ちながらでは相当な努力が必要です。

もちろん不動産投資もリスクはゼロではありませんが、資産運用の中では安定しており手間も比較的少なくて済みます。

3. 月10万円の不労所得を不動産投資で得るには?セミリタイアの手法

中古のワンルームマンションなら、賃貸需要の高い都心でも1000万円台で投資物件が購入できます。そこで30歳のときに180万円を頭金にして、1500万円の融資で物件を購入したとします。

その後はステップ1で述べたお金のかからない生活を続け、毎年180万円を繰り上げ返済すれば、10年かからず40歳を前に融資を完済できます。家賃相場が10万円の物件なら、融資返済が終わった後は毎月10万円の不労所得が生まれるのです。

実際には利息変動の可能性や空室対策なども考慮すべきで、そう単純な話ではないかもしれません。

しかし具体的なシミュレーションができ、少ない手持ち金で高額な資産が運用できる方法は他にあまりありません。月10万円の不労所得を目指す方法としては、リスクも含めて検討する価値はあると言えます。

4. 月10万円の不労所得でセミリタイアする条件とは

適切な方法を選び中長期的な計画をしっかり立てれば、月10万円の不労所得を達成する可能性は十分にあります。そしてこの月10万円でセミリタイアする大切なポイントは、それまでの生活費のかからないライフスタイルを続けることです。

月50万円が必要な生活をしたいなら、月10万円の不労所得で仕事を自由に選べるセミリタイアは難しいでしょう。しかし月15万円で生活できるとしたら、仕事では月5万円稼げば良いことになります。そうなれば仕事の選択の幅は大きく広がり、好きな仕事や余暇の多い仕事を選べるようになるはずです。

仕事を持たず資産運用だけで生活するFIREも、発祥の国アメリカでは多くの実践者がとても質素な生活をしています。それは仕事をせず資産運用だけで贅沢な暮らしをするには、相当な額の資産が必要という面もあります。

しかし質素な暮らしを自分の意志で選ぶことができれば、現実的な資産運用の収益でストレスのない暮らしができることも意味しています。心穏やかな生活を目指す最初のステップとして、資産運用の資金づくりから始めてみてはいかがでしょうか。

参考資料