70歳までの定年・雇用延長や1億総活躍社会を目指す政策のかたわら、現役世代にFire(経済的に自立して早期リタイアすること)への意向が加熱する歪な時代をむかえています。
人生100年時代という言葉が浸透した今だからこそ、「定年後も働き続ける人」「働きづめで人生を終えたくない人」それぞれの思いが色濃くなっているのでしょう。
どちらの選択が正しいというものではありませんが、決断の鍵をにぎるのは「老後の収入」であることは間違いありません。
今回は、60代の働き方の実態と老後の年金について検証してみましょう。