自分の時給を計算する方法

自分の平均賃金と、今ご紹介した産業や役職別の平均賃金を比較してみると、自分の賃金は高かったでしょうか、安かったでしょうか。

さらに、詳しく自分の賃金を分析するために、自分の時給を計算してみましょう。

時給は、毎月のお給与をその月に働いた労働時間で除することで計算することができます。

たとえば、月に200時間働いて月収が40万円だった人と、月に100時間働いて月収が30万円だった人の時給を比べて見ます。

「200時間労働・月収40万円」の人の時給

  • 40万円÷200時間=時給2000円

「100時間労働・月収30万円」の人の時給

  • 30万円÷100時間=時給3000円

このように、いくら月収が高くても労働時間が長くきつい仕事の場合、時給は低くなってしまいます。

逆に、高単価な仕事を行えば、労働時間が短くても、毎月しっかりお給与をもらうことが可能です。より時給が高い仕事の方が、より効率的に仕事をしていることになります。