けがや病気など、万が一の場合に加入していると安心なのが医療保険です。
今回は高齢者の医療保険について考えていきます。
おすすめの保険の紹介や保険会社の比較もしていきますので、これから医療保険を検討される方は参考にしてください。
65歳以上の医療費はそれ未満の4倍近くに
高齢になると医療費は高くなるイメージですが、実際にどれほど負担が大きくなるのでしょうか。
65歳以上の医療費を見ていきましょう。参考にしたいのは、厚生労働省の「2019年度国民医療費の概況」です。
調査によると、65歳以上の1人あたりの年間医療費は75万4200円になっています。
65歳未満の1人あたりの年間医療費は19万1900円ですから、4倍近くも高くなるのですね。
高齢者は年金が生活の柱になる傾向にあります。医療費も年金でまかなう人が多いでしょう。
しかし、年金支給額の引き下げが続いています。2022年度も0.4%の引き下げがありました。
高額になる医療費を、年金だけに頼らずに備えておく必要があります。