高齢者の貯蓄はどのくらい?
内閣府の「令和4年版高齢社会白書」によると、世代別の貯蓄額は以下の通りとなっています。
世帯主の年齢階級別1世帯当たりの貯蓄
- ~29歳 :376万円
- 30~39歳:760万円
- 40~49歳:1081万円
- 50~59歳:1703万円
- 60~69歳:2384万円
- 70歳~ :2259万円
いわゆる高齢者世代である60歳以上の貯蓄額は2000万円を超えており、若い世代に比べて、多くの貯蓄があることが分かります。
老後の生活のために貯蓄してきたお金や、退職金などを一括で受けとったお金があるため、高齢者世帯は貯蓄額が多いと考えられます。
一方で、オレオレ詐欺や強引な勧誘など、高齢者世帯のお金を狙った悪質な事件も起きています。悪質業者が言葉巧みに高齢者の不安をあおり、親切にして信用させ、年金や貯蓄などの大切な財産を狙っています。
独立行政法人国民生活センターのホームページには、高齢者を狙ってさまざまな事例が紹介されているので、ぜひ確認してみましょう。