老後の不安を感じる約8割
メットライフ生命の同調査によると、自らの老後に不安を感じているのは全体で83.3%と8割を超えています。
最も不安を抱えている人が多いのは40代で89.9%、次に30代で88.1%と9割近くにのぼります。
これは30~40代が住宅ローンや子どもの教育費などとともに老後資金を貯めることを困難に感じていることや、就職氷河期世代といわれる年代であることも関係しているでしょう。
では、現在の保有金融資産額と、老後の備えに必要な金融資産も確認します。
全体では現在の保有金融資産が1184万円、老後に必要と想定する金額が2853万円です。老後3000万円近い金額が必要と考える一方で、実際の貯蓄額は1000万円ほどのようですね。
年代によってもバラツキがあり、老後必要な金額が30~70代で3000万円近くとなっていますが、実際の金融資産は以下の通り。
- 30代:632万円
- 40代:899万円
- 50代:1149万円
- 60~70代:1982万円
40代でも1000万円には届かず、老後に入る60~70代でも約2000万円でした。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
くらしとお金の経済メディア『LIMO』編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有し、支店にて国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じて個人顧客向け資産運用コンサルティング業務に従事し、個人のお金の悩みを解決してきた。特に投資信託や株式、債券などを用い、顧客ニーズにあわせた丁寧でわかりやすい資産運用提案が強み。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』編集長。厚生労働省や金融庁など官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、社会保障制度、貯蓄、教育、キャリアなどをテーマに執筆中。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも副編集長として記事を執筆している。3児のひとり親で中学・高校社会科(公民)教員免許保有。趣味は音楽鑑賞と読書(2026年6月26日更新)